遍 照 殿   (大師堂) 蔵 王 殿   (護摩堂) パ ゴ ダ   (仏舎利塔)
                  八幡地蔵菩薩  智香善女龍王 宇佐八幡神社    (分社)

                 本殿内観              正面     
                        
    
                 本尊配置画             本尊 胎蔵界大日如来
                     

               壁面                    四神
                     

        当院の本堂である金色本殿。
      
外壁を外殿である鞘堂(さやどう)に覆われた二重構造で、平安様式による三間四面の方行造りと
     なっています。
     平成9年12月に地鎮祭が執り行われ、平成12年7月に鞘堂が上棟、続いて平成16年2月に金色本殿が着
     工されました。
     金色本殿の部材には奈良県吉野・熊野地方の樹齢150年を超える無節の檜が使用され、その上から漆
     が幾重に塗り重ねられた後、表面に金箔が押されています。この金箔は「縁付け箔(えんづけはく)
     」といわれる一枚一枚手打ちされたもので、金色本殿のために特別に制作されました.

      
ご本尊は、中心に胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)を勧請し、向かって左より開敷
     華王如来(かいふけおうにょらい)、天鼓雷音如来(てんこらいいんにょらい)、無量寿如来(むり
     ょうじゅにょらい)、宝幢如来(ほうどうにょらい)、一番手前の龍玄八幡地蔵菩薩(はちまんじぞ
     うぼさつ)という形で祀られています。
     胎蔵五仏である、大日如来、宝憧如来、開敷華王如来、無量壽如来、天鼓雷音如来は、順に中央、東、
     南、西、北を守護し、悟りの世界へ衆生を導くお役目をされます。
     大日如来は「大宇宙の根源」「大慈悲に満ちたあふれた万物の母」といわれており、
宝幢如来は悟り
     を開こうと心を起こす(発心)よう促し、開敷華王如来は悟る為に努力する(修行)よう促し、無量壽如
     来は悟りを実感すること(菩提)を促し、天鼓雷音如来は悟りの完成(涅槃)へと導いてくださる仏様で
     す。
    
     当院大日如来座像は、総丈約210センチ、材は全て樹齢300年を超える木曾檜が使用されています。
     また天井部には約3万体の八幡地蔵菩薩が、その中心には畳約30畳の大きさの鳳凰の天井画が据え付
     けられ、鞘堂壁面には雲上供養菩薩、不動明王の眷属である三十六童子、東西南北の四方を守護する
     四天王、平成26年5月には本殿のお堂壁面に四神が勧請されました。
     金色本殿内に一歩足を踏み入れることで、内・外の『魔』からを吹き払い、私たちを守ってください
     ます。
    
     ご本尊様の御利益は良縁で、『あらゆるのお願い事が良い縁をもって円満に成就する』力を授け、正
     しい道へと導いててくださいます。
      

             
四天王(鞘堂内壁面) 
            
     
                     

                      ※拝観料 大人:200円 小人(中学生以下):100円