施餓鬼盂蘭盆会・万燈供養法会ご案内
施餓鬼盂蘭盆会・万燈供養法会は、一般には「盆供養」として知られております。
施餓鬼とはお釈迦様の時代、十大弟子の一人で神通力の第一人者である目連尊者が
亡くなったお母様の姿を探すと、餓鬼道に堕ちているのを見つけます。喉を枯らし飢
えていたので水や食べ物を差し出しましたが、ことごとく口に入る直前に炎となって
口にすることができませんでした。
それを哀れに思った目連尊者がお釈迦様に実情を話して救う方法を尋ねると、「安居
(雨季に僧侶が一定の場所に集まり修行する事)の最後の日(7月15日)にすべて
の比丘(僧侶)に食べ物を施せば、母親にもその施しの一端が口に入るだろう」とお答
えになられました。その方法通りに、百味の食べ物で布施を行うと比丘たちが大喜び
し、またその喜びが餓鬼道に堕ちている亡者たちにも伝わり、やがてお母様が極楽往
生することができたといわれています。
このことから、餓鬼に施す『施餓鬼』が行われるようになりました。
この施餓鬼のお話を基に、現在ではその当時の7月15日に当る8月15日をお盆とし、
ご先祖様を13日(迎え日)にこちらの世界へお招きし、おもてなしと共に日ごろの「感
謝」の気持ちをお伝えし、15日(送り日)は沢山のお供え物をお持ち帰りいただくこと
で供養を致します。
またご先祖様の移動手段として、「精霊馬」というきゅうり(ご先祖様が乗るための
馬を模したもの)となす(お持ち帰りになられるお供え物等を積むための牛を模した
もの)に足をつけて備えることも忘れず行うことも大切です。
当院では万燈の灯でご先祖様をお迎え・お送りし、塔婆・角燈籠・蓮台供養に記載さ
れたご先祖様方に供物やお経の功徳をもってご供養致します。
○万燈 一対 三千円
○塔婆 一枚 五百円
(各家の先祖菩提・戒名等を記入したお塔婆にて御供養致します)
○角燈籠 一基 三千円
(各家の先祖菩提・戒名等を記入した燈籠にローソクを灯し、御供養致します)
○蓮台供養 一基 五千円
(各家の先祖菩提・戒名等を記入した蓮華を模った台にローソクを灯し、御供養致し
ます)
※上記お申込みに於きましては、両日ご供養させていただいての金額です
日時:八月十三日(火)・八月十五日(木) 両日とも午後六時半より
当日の多数ご参拝を
万燈
塔婆
お塔婆の供養は、お清めの水をおかけいただき追福菩提をお祈りいたします
角燈籠
蓮台供養
〒739-0022
広島県東広島市西条町上三永
643-3
TEL.082-426-1391
FAX.082-426-1392
開門時間
9:00〜17:00
納経所
9:00〜17:00
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